お元気ですか
整体師ケイスケです
前々回に「千島学説」を紹介させていただきましたが
引き続き「千島学説」について
ご縁をいただいたあなたにシェアさせていただきます。
第75話(今回から第○話と入れます)
テーマ =千島学説は大地とからだを結び付ける=
「○○が●●病に効いた!」
「○○を毎日食べると検査数値が正常になった!」
この手のさまざまな情報が巷に溢れています。
それはそれで役に立つのですが、もう一歩踏み込んで
からだの仕組み全体が見渡せるひとまとめの知識があると、
健康で長生きするためにはどうすればいいのか、なぜ病気
になるのか。また、病気になったときにどうしたら治るのかが
各自でわかりますよね。
そして新聞広告等のひとつの健康情報を何倍にも活用する
ことが出来るようにもなるでしょう。
ところがその知識を身につけたいと思うとき、現代医学の知識
は膨大で詳しいのですが、難解で、からだ全体のイメージが
掴みにくいところがあります。
前回紹介させていただいた「千島学説」は、現代医学の定説
とは違う切り口で、簡単にからだの仕組み全体をザックリ掴む
こができると思います。
現代医学の定説を否定して千島学説の正当性を主張する
ことではなく、あくまでも参考としてご紹介させていただきます
ので、読者の皆さまご自身で取捨選択をお願い致します。
さて皆さん、血はどこでできているかご存知でしょうか。
普通、医学では「骨髄」といわれております。骨の芯の部分ですね。
ところが、なんと「小腸」で出来ているというのが千島学説です。
千島「学説」といいますが「学説」つまり、仮説や推論ではなく
顕微鏡で観察した結果に基づいているものです。
千島喜久雄博士(故人:岐阜大学農学部教授)は一体何を観察
したのでしょうか。
それは、ニワトリ、ウサギ、イヌ、ネコ、カエルなどを材料に様々な
実験を繰り返した結果、食べ物の消化物が小腸の絨毛(じゅうもう)
に付着し、それが腸粘膜に吸収される過程でアメーバに近い姿に
移行し、やがて赤血球に成熟し、それが血管に流れ込むのを彼の
眼で確認したのです。
「食べ物」という自分ではなかったいのちが自分のいのちへと変わる
「感動の瞬間」が小腸の絨毛で日々発生しているわけなのですね。
さらに千島博士は、赤血球が白血球へと変化し、からだ各部のあら
ゆる細胞に変化していく様子を観察しました。目撃したわけです。
写真撮影にも成功しています。
白血球が各種免疫細胞へ変化することは現代医学でも定説となっ
ておりますが、実は白血球とは万能細胞だったのですね!
ですから皆さま!まさに、食べ物が血となり肉となるのです。
さらに、小腸の絨毛は植物の根毛の様であり、小腸はいわば大地
ですね。
自然農法の大地は多様な微生物が調和していて、丈夫な作物が
育ちます。
農薬も化学肥料も使わずにそうなるそうです。その大地はふか
ふかしてつーんとした醗酵臭がするとのこと。腸もそんな感じだと、
からだは丈夫なわけです。
だから、腸内環境が大切なのです。だから、醗酵食品が免疫力を
高めるのです。
だから腸を冷やすと微生物の活動が不活発になるのでからだに
良くないのです。
田んぼに根を張り育ったお米が、おいしく炊かれて口に入り食道、
胃、十二指腸を通って 小腸についたとき、腸の壁面一杯の絨毛
(じゅうもう)に出会い、そしてアメーバ状に変化して、それが赤血
球となり、体内を流れ、白血球に変化した後、からだ各部の細胞
になります。
そして白血球はさまざまなタイプの免疫細胞にもなります。
ということは、免疫力は大地の力が元であることがこれでわかり
ますね。
腸内造血とは、大きな地球の力が、からだという小さな地球たちに
手渡しされる仕組み。
私たちの健康と地球の健康が直結していることを千島学説は示し
てくれています。
この事実を観察したのは千島博士だけではなく、
他には森下敬一医学博士の観察成果が1957年3月24日の
「中部日本新聞」夕刊紙上に大きく取り上げられ、
また1933年に旧ソ連のレペンシスカヤ女史がカエルの
おたまじゃくしの赤血球が他の細胞に変化することを観察しています。
そして私も、常々不思議に思っていることがあります。
骨髄で血が造られるとして、いったいそれはどのように骨髄の外に
出てくるので しょうか。
そのルートが在るようには思えないのですが。
血液回収のために骨の芯から血管が沢山出ているはずだと
思いませんか、骨髄造血ならば。
それに、からだに流れている血液の量に対して、骨髄という狭い
すき間では造血量が間に合わないのではとも思うのです。
一方、解剖図を見ますと小腸には網の目のように血管が付着していて、
それが合わさって太い血管となり、いかにも小腸で出来た多量の血液を
回収するというリアルな感じがあります。
だから、腸内造血説は解剖学的にもナチュラルな説だと私は考えています。
私たちは、学校、マスコミ、専門家から与えられてきた知識を正しいとして
鵜呑みにして参りましたが、例えば「絶対安全」といわれた原発が爆発
してしまった2011年以降は、鵜呑みにしていられる状況にはありません。
私の考えが的を得ているかどうかは別として、素朴に自分で考えてみる
姿勢が、意図的な情報にだまされたり誘導されたりしないために必要
ではないでしょうか。
みなさまご自身、ご家族の健康といのちを守るためにも。
余談ですが整体師には、生きているおからだに触れている時間について
は医師も及ばないところがあり、「触れる」という直接の経験から素朴に
施術を工夫しますので、医学の盲点をフォローしてしまうこともままあります。
さて、どうして千島学説は現代医学から認めてもらえないのでしょうか。
千島博士は、観察に基づいて発言しておられるのに・・・。
つまり、証拠があるにも関わらず、認められていないのです。
両者の違いで、病に対する処置も違ってきますから、ここは重大なところ
だと考えます。
皆さんは、この千島学説をどう思われますか?
私は、自分のからだ預けるなら千島学説と決めています。
たとえば私が白血病にかかったならば病院で骨髄移植等受けることなく
天然味噌に長ネギを入れ、おかゆを食す食事を1週間ほど行うことで
絨毛の損傷回復を図ります。
これなら自宅でできますし高額医療ではないので庶民の一人としては
金銭的にも安心して実行できます。
※ 参考図書 『よみがえる千島学説』 忰山紀一 なずなワールド
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